あの頃の走りを取り戻せ!
「足まわりを変えれば車は蘇るんです!」
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ここに1枚の写真がある。 パルサー、 そのオーナー、 そして、集った仲間達だ。 |
平成20年夏、
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石川県千里浜 普通自動車が走れる砂浜が続く海岸だ。 ここにパルサー好きが集まった。 「足と全塗装がしたいんですよ〜」 オーナーの何気ない一言から妄想は 膨らんで行った。 それは、1台のパルサーを徹底的に リニューアル+αしようという計画だ。 |
千里浜から数日後、部品担当をかって出た、久遠による部品リストが作られた。 郵送された大量のリストを見て、かいざーは言った。 「…予算、イケるんか!?」 久遠、 「多少のオーバーはOKらしいよ〜。本人も、やるなら徹底的に、って言ってたし〜」 かくして、70点以上の部品発注がなされた。 「暫くは会社で自分の部品買えねーよ」 笑いながら久遠は言った。 「ところでさ〜、アレ流用できそうなんやけどコレも発注しようか〜?」 毎晩遅くまでの過酷な仕事の合間、彼は最もこのプロジェクトを楽しんでいた。 |
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平成20年秋、
いくつかの部品がバックオーダーになることは予想できたことではあったが、
久遠の突然の他界を誰が予想しえただろうか。
全てが揃うまでには時間が必要であったが次々と部品は揃い、ついに決行の日を迎える…
平成20年初冬、
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水面下での準備も整い、 ついに、作業が始められた。 |
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対象のパルサーには TEINのFLEXが装着されている。 しかし、走行距離もかさみ、 抜け気味に。 これを交換する。 |
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車高調・・・ 文字通り、 車高を調整できる脚周りから 車高固定式である純正へ。 |
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作業はまず、フロントから。 左右同時に進められた。 |
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一見、性能ダウンのように 見えるが、耐久性、走行性能、 乗り心地を高い次元でバランス させているのが純正仕様である。 特に走行性能を特化させた仕様 では、車体全体への影響も否めず 長く乗る為には「純正」、という 選択は有効だ。 さらには、この仕様は300台限定 で登場したVZ-R N1 Ver.II の ものである。 |
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次にリアを交換。 |
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リアの脚周りは 内装を剥がさないと 触れない。 下準備が 不可欠である。 |
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後半へ .